とても刺激的でいい体験でした。中国の友達からはこの興奮をどう伝えようか、とメールがきていました。世界各国の友人が出来ました。あす、Skypeで話してさらに詳しい情報もとる予定です。以下で紹介する尾崎さんは、「来年のコペンハーゲンのヨーロッパ大会が楽しみ。今から準備をする」と張り切っていました。わたしもポジティブ心理学を応用して日本に広めていこうと自分の使命を感じる場面が何度もありました。皆が元気なる会合でした。

日本人のポジティブ心理学の仲間を知るのに良い機会でもありました。
たくさんの日本人と知り合いになりました。

Poster Sessionには3つの日本人グループが発表をしていました。わたしの所感を書いてみます。(順不同）

・　東京成徳大学　助教　石村　郁夫　さん
フローを経験していない学生に心理的に考えた介入をすると、フォロー体験が増加するという発表してくれました。　あの有名なミハイ・チクセントミハイも見に来てくれたくれたそうです。日本でフローを研究している第1人者でしょう。 テーマは「Development of the Psychoeducational Intervention Techniques to Maintain Flow Experience　and Demonstration of the Intervention Effect on Apathy and Depression」　

･　相模女子大　准教授　尾崎真奈美　さん
逆手法という形で強み認識手法を発表しました。
自分の持っているネガティブな性格や弱さを考えたうえで、強みを認識する方法です。88.7%の人が弱みを考えることからも強みを考えられるという調査結果でした。
尾崎さんはスピチュアリティにも詳しく、相模女子大でポジティブ心理学を教えている人気准教授です。 テーマは「A Reverse Strategy in Promoting Positive Emotions Among 'Negative' Spiritual College　Students in Japan」

・　関西大学　教授　雨宮俊彦　さん
人間が示すAwe(畏敬や恐れの感）と笑いを分析して人間に及ぼす影響を発表しました。認知判断・体の表現・脳神経システム・主体的経験の4つで違いを発表しています。自分の意見をしっかりもち、活発に活動している教授です。 テーマは「Awe and Laughter as Multifaceted Contrastive Positive Emotions」

そのほかにも良い仲間。素晴らしい人たちに会いました。

・　九州産業大学　講師　平井　達也さん
ミネソタ大学で博士号を所得している最中です。
人間性心理学会の理事でもあります。
大学でキャリアを中心にポジティブ心理学をベースに教えています。
いつもニコニコしてポジティブ感情いっぱいの好青年です

・　京都文京大学　講師　高橋紀子さん
ポジティブ心理学を取り入れて授業を試みています。
暖かさいっぱいの素敵な女性です。

・　吉津　潤　さん
関西大学　大学院で雨宮先生と一緒に感情抑制の研究をしています。
一生懸命学業に励んでいる素敵な大学院生です。

・　田中　雪江　さん
ペンシルバニア大学MAPP（応用ポジティブ心理学大学院）1期生
今まで日本にいましたが、ボストンに住むことになりました。
ひとやかな美人ですが、心に秘めた力強さを感じました。

・　宇野　カオリ　さん
セリグマンやピーターソン教授などポジティブ心理学を動かしている要人とコンタクトを持ち、このIPPAでも活躍している姿を多く見ました。
ペンシルバニア大学に席を置きながら、日本のみならず、アジア、さらに、ミドルイーストの人たちとのコンタクトをとり活躍の幅を広げています。ますます、幅広い活躍が期待できそうです。ペンシルバニア大学MAPP（応用ポジティブ心理学大学院）2期生です。

皆さん、ポジティブイノベーションセンターの活動を支えてくれます。
これからは学術面でも幅広く活動できそうです。

これから、ポジティブ心理学を日本で展開発展させるのに力を合わせていくのに賛同を頂き、9月５日にIPPA報告会をする予定で進めています