IPPA(国際ポジティブ心理学協会)が主催する第1回の世界会議に参加しています。
1500人が世界の55カ国から集まっています。Practitioner(ポジティブ心理学を応用する人)が半分以上・そのほかは、学者・研究者・学生・学びに来た人などです。みんな元気いっぱいです。
Martin Seligmanが将来の方向性として、
「2051年までに51%の人がFlourish(元気でやりがいいっぱいの様子)になることを実現する」
と将来のゴールを宣言しました。
また、Positive とは未来志向である。といった上で「Science pulled by Future」と自らを定義しています。未来志向を強調しています。過去にとらわれるより未来を見ていくことの大事さを訴えていました。
ほかにも、従来の人生満足度についても次のように一つ追加し4つになりました。
・Pleasant Life=快楽の人生
・Engaged Life=充実の人生
・Meaningful Life=意味のある人生
・Social Life=周りの人を大事にする人生
従来のSeligmanの考え方にSocial Life が追加されたのです。人生や仕事の満足度はこれらの4つが混りあって出来ている。これらは計測でき、実証できるものだし、教えたり、伝えたり出来るものである。 と学問と社会を変革のために我々一人ひとりの活動の大事さを訴えていました。
以上、簡単なレポートでした。