前回のブログは人生に満足をもたらす3つの生き方に関してセリグマンの理論をお伝えしました。今日は仕事のやりがいを考えたときどの生き方が関係するのか、を考えて見ましょう。セリグマンの調査結果をご紹介します。
Pleasant Lifeは長期的にやりがいに貢献しないようです。課長になりたい。もうちょっと多くの給料を貰いたい。そして良い生活をしたい。そんなことを快楽といいます。快楽を求めても、得てしまうとそれが当たり前になる。おいしいものを食べたい、でも一時の楽しみだけと一緒です。快楽はやりがいには大きな貢献はしないのです。つまり、これを求めて仕事をしてもあまり充実しません。
Good Lifeで無我夢中になるときに自分の強みを使う。これはやりがいに大きく関係するとセリグマンは言っています。強みを活かして生きるのは一番楽で、一番能率があがるのです。強みを使って夢中になる。そのときにFlowになります。また、上手になるために能力を伸ばそうと努力する。また、成長しているという実感があるとFlowになりやすくなります。我々一人ひとりが違う強みを持っています。自分の強みを認識してそれを発揮することは充実感に大きく貢献します。
セリグマンは最も大切なのがMeaning Lifeと言っています。自分は何に貢献したいのか?自分に、自分組織に、そして社会にとって、自分の仕事はどのような意味があるのか?これを自分の腹にしっかり落としこめると仕事の満足度が高くなります。
モチベーション高く、やりがいを持って仕事を進めるためには「Flowの強み」と 「意味」が大切だ、というのがセリグマンの研究成果です。そしてこれは、仕事だけでなく、人生の満足も同じです。
ちょっと考えて見ましょう。
さあ、あなたが無我夢中になっているときにどのような才能を使っているのか?あなたにとって何のために仕事をしているのか?
あなたも、私も、みんなが無限大の可能性を持っています。