最終日に各主要なポジティブ心理学のリーダーたちこれからのポジティブ心理学の方向性が発表されました。
・ マーティン・セリグマン
1、Positive Education ポジティブ心理学の教育と普及
さらにポジティブ心理学の普及と応用を進める
2051年に地球の51%の人をFlourish(元気とやりがいいっぱい)にする。
2、Positive Physical Health 身体健康にポジティブ心理学の応用
心臓・脳など身体的な健康への応用研究を進める。
250万ドルの助成金を受け取っている。
3、Positive Neuro-Science ポジティブ脳神経科学
ポジティブ心理学と脳科学・神経科学を融合していく
テンプルトン財団より多額の資金提供を受けている
・クリス・ピーターソン
1、更なる応用分野の開発、心理学以外の科学とも融合
2、文化とポジティブ心理学応用の研究
3、児童・生徒の教育ーレジリエンス
4、研究成果の数の増加
・ジョージ・バリアント
1、スピリチュアリティ(愛・感情・不思議・感謝・畏敬・尊敬など)
2、ポジティブ感情と幸せ
・アントニエラ・デレ・ファーブ(次期IPPA会長)
1、ノン・ウエスターン文化でのポジティブ心理学研究
2、平和
3、人とのつながり
・イロナ・ボニウエル
1.ポジティブ心理学のより探求
2、人のつながりー子供のレジリエンス
3、複雑な人間ダイナミクスの研究
4、ポジティブ心理学からポジティブ・サイエンスへ
次回は2年後にイギリスで行われます。テーマは「ポジティブ心理学からポジティ
ブ・サイエンスへ」と発表されました。
なお、来年6月にはポジティブ心理学のヨーロッパ会議が行われる予定です。
今回参加メンバーと「是非来年のヨーロッパ会議で発表しよう」と意気が上がりまし
た。