第29回PPAL(ポジティブ心理学応用研究会)参加レポート(2013/11/2)

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日, 11/17/2013 - 07:40


第29回PPAL(ポジティブ心理学応用研究会)参加レポート(2013/11/2)
理事の山口(やまま)から、11月2日に開催されました第29回PPAL(ポジティブ心理学応用研究会)のレポートをさせていただきます。
最初に、「ポジティブ心理学とビジネス心理学」というテーマで、ビジネス心理学の提唱者であり、この考え方の普及にとりくんでいるデジタルハリウッド大学教授の匠英一氏の講演がありました。
ビジネス心理学という言葉は初めて耳にする方が多いかもしれませんが、ポジティブ心理学をはじめとする様々な心理学をビジネスに応用する方法です。いくつかのお話があったのですが、特に自己マネジメント・目標マネジメント・組織マネジメントの3つを統合することで、ビジネス心理学を展開していくそうです。今後、どのように企業組織や、職場で働く人たちに役立てていくのか、とても気になります。
そして後半は、インプロ&創造性のセッション。これまでのPPALでも、何度か創造性を取り上げてきましたが、ポジティブ感情と関係が深いのがこのテーマです。
最初に私どもの代表理事の渡辺誠の「ポジティブ心理学と創造性」、「ポジティブ・スパイラル」と言う前振りのスピーチがありました。
これを受け、おきなお子(なお)さんのナビゲーションによるインプロ(即興パフォーマンス)のセッションが始まりました。2人、 3人、 5人と、咄嗟にグループを作り、言葉を喋らないで、与えられたテーマのシーンを演じていきます。ウサギとカメ、運動会、花火大会といったシーンが、次々に会場に出現します。互いに相手や周囲の状況を感じとり、関係を生み出し、シーンを創造していく。解釈や説明が入り込む余地がないだけに、とても気持ちが良いものです。動きながらのセッションで心と身体が、しだいに温まってきます。 インプロはここまで。最後に今回のPPALのメインともいえるセッション、「理想的な未来のオフィスづくり」に挑戦です。
みなさんは、未来のオフィスと聞いて、どんなオフィスをイメージするのでしょうか? PPALに集った 5人の参加者が5分間の打ち合わせを経て、 5分の寸劇を作ります。5つのグループがこの課題に取り組みましたが、驚くことにどのグループも似通ったコンセプトでした。そこには、個人の自由があり、つながりのためのテクノロジが効果的に活用され、対立や葛藤から解放され、しかも自分たちだけではなく多くの方々に幸せを提供する。どのグループの作品も、そんなイメージで創られていました。5つのグループがあまりにも似通った創りになっていたので、振り返りの際には、会場からどよめきがわき起こる程でした。
心と身体を刺激し合い、仲間同士のつながりを育み、関係の中から創造する。ポジティブ感情いっぱいのPPALでした。楽しかった。嬉しかった。
文責 理事 山口雅史(やまま)
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