第28回PPAL(ポジティブ心理学応用研究会)参加レポート(2013/9/1)
2013年5回目のPPAL(ポジティブ心理学応用研究会)が、9月1日(日)に開催されました。
今回のテーマは『自分に変化を起こす人生の選択』。当センターのコアメンバーである成瀬まゆみさんが翻訳された『次の2つから生きたい人生を選びなさい~ハーバードの人生を変える授業II』(タル・ベン・シャハ-著 大和書房)の発刊を記念したテーマとなっています。
残念ながら、成瀬さんはご事情で直前に参加できなくなりましたが、成瀬さんのご意思を基に、当センターの太田理事と運営メンバーの佐川さんのナイスリカバリーにより、多彩なレクチャーとワークショップが展開されました。
太田理事による本のテーマである「ただ生きる」のでなく「自分の生き方を選択する」ことの大切さの解説の後、「いいことを探す/きちんとほめる」のワークでは、自分が、普段上手く出来ていないと思っていたことを逆にほめていただきびっくり!そしてほめられたことで自信が湧き、よしもっと使ってみようという気持ちが生まれ、ほめることの大切さを改めて感じました。
その後、7つの習慣のスティーブン・コヴィーの「人生において最も大切なことは、最も大切なことを最も大切にすることである」という言葉を噛み締め、ビクター・フランクルのアウシュビッツでの体験やABCDE理論を基に、価値観とリフレーミングの検討をしました。
そして、佐川さんのハピネスブースター(幸福感増幅活動)についての説明の後、ペアーで相手のハピネスブースターの提案をしたり、自分のドリームマップをつくりグループでシェアーしました。
最後に、自分の選択を一つ選び、それをブレスレットで表現し、終了となりました。
盛りだくさんの内容でしたが、その根底には「選ぶのは自分だ」というメッセージがあり、ともすると流されている自分を振り返る良い1日となりました。
文責 理事 末吉 進