分科会4:『コンパッショネイト・リーダーシップとは?』

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東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科 准教授

石村郁夫

<専門分野>

ポジティブ心理学、コンパッション・フォーカスト・セラピー

うつや不安症状を呈する患者にポジティブ心理学やコンパッション・フォーカスト・セラピーのアプローチを用いて、より症状を軽減し、幸せに生きるための支援をしている。2019年組織・産業心理学研究第32巻2号に『部下に対する支援的なリーダーシップの獲得過程』が掲載されている。

<略歴>

2004年筑波大学を卒業し、2009年筑波大学大学院を修了し、博士(心理学)を取得。2009年東京成徳大学応用心理学部臨床心理学科助教を経て、2013年より同准教授。2017年にプラスワンラボ合同会社を設立。2018年に英国国立ダービー大学大学院でコンパッション・フォーカスト・セラピーのポストグラジュエイト・コースを修了する。公認心理師、臨床心理士、専門健康心理士。

 

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コンパッションやマインドフルネスというエクササイズを日常的に練習することで、その人から自然に出る言葉を用いて、強みや長所に焦点を当てた介入ができるようになるための、考え方や方法について学びます。
AIを使ってワークショップやコーチングをしている人に持ってほしい考え方です。

 

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コンパッショネイト・リーダーシップのアセスメントツールを体験できる。
また、コンパッションを高めるエクササイズを体験することで、実際に、自他に実施できるようになる。

 

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AIの効果を高めるキーポイントとして、ポジティブな関係性(つながり)を促進させることが挙げられている(北居・多湖, 2018)。
近年、ポジティブな関係性を築くリーダーシップの在り方として、コンパッショネイト・リーダーシップが注目されている。

そこで、本分科会では、コンパッショネイト・リーダーシップの背景となる理論やエビデンスを紹介し、実際に、アセスメントツールを用いて、参加者自らのコンパッショネイト・リーダーシップの程度を測定する。
AIという技術だけではなく、AIを用いる人がコンパッションやマインドフルネスというエクササイズを日常的に練習することで、その人から自然に出る言葉を用いて、強みや長所に焦点を当てた介入ができるようになることが目標である。

そこで、本分科会では、ハーバード・ビジネス・レビューの最新号で特集された『セルフ・コンパッション』のエクササイズも体験をする。

 

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幸せに働ける人を支えるには、従業員が自由に自らの意見を表現し、強みを活かし、主体的に動ける、安心・安全を感じられる組織や環境が大事となります。AIの効果を高めるための上司としての在り方(コンパッショネイト・リーダーシップ)を考えていきます。

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